Filmmaker
Chester Law
東京在住のカメラマン&映像制作者。東京に移住する前はニューヨークでカメラマンとして働いた経験もある。現在の仕事を始める前はシリコンバレーでエンジニアとして働いていた。
東映スタジオ、松竹スタジオ、及び東京国際映画祭(TIFF)主催の 京都フィルムメーカーズラボ に撮影監督として参加しました。
監督した作品は ショートショートフィルムフェスティバル(米国アカデミー賞の公認映画祭)などを含む様々な国際映画祭で上映されたことがあります。
英語、日本語 (N2)、広東語、中国語を話すことができる。自身のバックグラウンドを活かして、視聴者の感性に訴えるような社会的な映像を制作している。
コンピューターエンジニアリングのバックグラウンドを持っているため、最新の技術を使って生産性を向上させる方法に常に関心があります。特にプレビズの領域では、撮影の数日または数週間前に3Dコンピューターモデルを使ってカメラアングルを熟考することで、撮影がスムーズに行われることがわかりました。以下に例を示します。
これまで主に一人で全てをこなすタイプの状況に関わってきましたが、そのような制作の限界にぶつかり、より大きなチームと協力して、より野心的なプロジェクトを一緒に作り上げる機会を探しています。
撮影リール
プレビズ
庵野秀明映画研究部
コミュニティを作る、クラウドファンディングの成功
映像制作に興味を持った最初のきっかけは、庵野秀明さんが制作した1997年のアニメ「彼氏彼女の事情」。従来のリアルな動作を追求した表現手法に対し、リミテッドアニメーションという動きを簡略化しセル画の枚数を減らす表現手法を使用しており、映画のクオリティが視覚的なスペクタクルで決まるのではなく、厳選された選択肢で決まることに衝撃を受けました。
庵野監督の演出をより深く理解するために、 構図カット割 を分析し始めました。分析結果を整理したいので、Instagramにそれらを投稿することにしました。徐々にフォロワーが増えています。
自身フォロワーを活用し、庵野監督の日本語インタビューの英語字幕をクラウドファンディングで成立させ、欧米の人々が監督についてより深い洞察を得ることができたと言えます。庵野秀明に関する様々な インタビュービデオの字幕 を作成するために、合計で100万円以上を調達しました。
ポートフォリオ
STEALZ PV
役割:監督・撮影・編集
クライアント:Tailwalk

テイルウォークのSTEALZ釣りリールの製品リリースPVです。
コハク
役割:撮影監督・編集
監督:TJ Kayama

この短編映画では、風景のワイドショットを除くすべてのショットがプレビジュアライズされました。各ロケーションでの限られた時間を考え、プリプロダクション中にどのようなアングルを望むかを決定することが、撮影の成功に不可欠でした。
セットアップ時間が短縮されたことで、非プレビジュアライズプロジェクトよりも多くのアングルやテイクを実現できました。
Synthetic Love
役割:撮影監督
監督:樋口曜向

この短編映画は、プレビズのテストベッドとして機能しました。プリプロダクション中に俳優の身長を測定し、それを3Dモデルに入れてから、構成を熟考し決定しました。カメラをどこに設置し、どの焦点距離で撮影するかを事前に知っていたことが、悪天候に見舞われた撮影を救いました。
えぶりまんの夢
役割:監督・撮影・編集

以前の映画作品のほとんどはいわゆる日本スタイルで作っていましたが、テレンス・マリックの映画に触発されて、今回何か新しいことを試みることにしました。
カメラを三脚から外すと、何が起こっても反応しやすくなり、ドキュメンタリーの場合に効果的であることが分かりました。
「えぶりまんの夢」は一般のインタビューに依存するドキュメンタリーと違って、脚本のある映画のように作られています。そうすることで、今まで脚本のある映画でしかできなかったカット割りや物語を構築しました。
Egist PV
役割:監督・撮影・編集
クライアント:Tailwalk

テイルウォークの新しい釣り竿「Egist TZ」の製品リリースPVです。
釣りビデオに常にあるロックミュージックに逆らって、釣りという趣味の平和と静けさをクラシック音楽と固定ショットで表現しました。
2024年の横浜で開催されたフィッシングフェスティバルで初公開されました。
偏差値屋さん
役割:撮影監督・編集
監督/脚本:下平慶祐

日本の教育システムと、それが若者たちに及ぼす圧力に批判的な視点を取り入れた短編映画です。
これがプレビズを行わなかった最後の脚本付き映画になりました。
Alpha Tackle TV CM
役割:監督・編集
クライアント:株式会社エイテック

過去の数年間に記録した200時間以上のアーカイブ映像を調査し、alpha tackleのブランドのためにどのようなCMを制作できるかを見るために雇われました。日本で放送されました。
限られたリソースを活用して、興奮を高めるクライマックスを演出するために、音響デザインと複数のビデオを重ね合わせるコラージュ効果を試してみました。
父と子
役割:撮影監督
監督:菅原稜祐
脚本:舟崎泉美

京都フィルムメーカーズラボで制作された短編映画で、松竹のスタジオで京都で撮影されました。
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